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桐の表面を焼いて風合いのある焼き色をつけるのが金沢桐工芸の特徴である。 蒔絵部分は、砥の粉と漆によるペースト状の錆を塗って木地面より一段盛り上げて文様を施す「錆上げ」と呼ばれる技法を用いる。 温かみのある焼肌に、しっとりとした金が映えて美しい。