4 Weeks Selection ~次世代を担う若手作家たちの空間~
タイトル:高橋悠眞・杉原倫子 二人展
作家名:高橋 悠眞(漆芸)・杉原 倫子(ガラス)
開催場所:1F 開催終了
開催期間:2021年6月1日(火)~6月27日(日)
開催時間:10:00~18:00
高橋悠眞(漆芸)、杉原倫子(ガラス)による器を中心とした作品展です。
高橋は漆の新しい居場所をテーマに、変り塗り技法を用いてカラフルな器やオブジェの制作をしています。
杉原はムリーニ技法を用いて、手にした人が思わずクスッと笑ってしまったり、心が和んだりする、そんな物語性のある作品を目指して制作しています。
ご自宅にいる時間の多い中で、日々の暮らしを彩る作品を見つけていただければ幸いです。
是非、ご覧くださいませ。
高橋悠眞 Takahashi Yuma
1988年 | 東京都 生まれ |
2015年 | 東北芸術工科大学 芸術学部美術科工芸コース 卒業 |
2018年 | 金沢卯辰山工芸工房 修了 |
現在 | 金沢市にて制作 |
主な展示歴
2019年 | 「突飛なるものvol.2」伊勢丹新宿 「香の器 展 -香水瓶と香盃-」縁煌(金沢) 「Narrative-漆展」初個展・オリエ・アートギャラリー(青山) |
2020年 | 「高橋悠眞・靏林舞美 "web" exhibition 」スペース大原(岐阜) 「TOKYO ANTIQUE FAIR 2020」東京美術倶楽部(東京) |
2021年 | 「COLORS|高橋悠眞・靏林舞美 展」スペース大原(岐阜) 「かたちと暮らす-北郷江 高橋悠眞-」モルゲンロート(青山) |
受賞・入選歴
2017年 | 「第73回 金沢市工芸展」石川県伝統産業振興協議会 会長賞 |
2018年 | 「第74回 金沢市工芸展」入選 「金沢卯辰山工芸工房賞」受賞・収蔵 |
・コミッションワーク
「彩の庭ホテル」「三井ガーデンホテル」金沢
「ザロイヤルパークホテル京都梅小路」「ホテルエスノグラフィー祇園古門前」京都
「セントレジスホテル」大阪
コンセプト
メインとなる変塗(かわりぬり)技法の歴史は江戸時代に始まり、武士たちが自分の刀の鞘に施すことで階級などを表した技法でした。また漆といえば黒と朱のイメージですが、明治以降に開発が進められた色漆を多彩に取り入れています。
私と自然(漆)の「折り合い」もしくは「堺」をテーマに、漆を塗り重ねることで現れる漆特有の現象や、自然風景などを表現しています。また器は経年変化によって使い手が完成させる仕掛けを意識して制作しております。
杉原倫子 Sugihara Michiko
1988年 | 新潟県 生まれ |
2011年 | 長岡造形大学 ものデザイン学科 工芸デザインコース 卒業 |
2013年 | 富山ガラス造形研究所 造形科 卒業 |
2017年 | 金沢卯辰山工芸工房 ガラス工房 修了 |
2018年~ | 長岡造形大学 美術・工芸学科 非常勤講師 |
現在 | 金沢市にて制作中 |
〈主な展示歴〉
2017年 | 「第73回 金沢市工芸展」 めいてつエムザ (石川) 「杉原倫子・常信明子 二人展」 art space morgenrot(東京) |
2018年 | 「秋めくこころ」 クラフト広坂2階(石川) 「tiny」 ギャラリールヴァン(東京) 「雪花」-常信明子・杉原倫子二人展- art space morgenrot(東京) |
2019年 | 「内包するカタチ」 日本橋高島屋 (東京) 「みたりもよう」 山ノ上ギャラリー(石川) 「杉原倫子・高橋悠眞 展」 TOU (石川) 「夏のうつわ展」 日本橋高島屋 (東京) |
2020年 | 「花鳥風月―金沢からの便り―」 art space morgenrot(東京) 「大切な人に届けたいもの」 山ノ上ギャラリー(石川) 「酒器展」 日本橋高島屋 (東京) |
〈入選・受賞歴〉
2011年 | 第51回 日本クラフト展 ハートtoハート 学生賞 |
2012年 | 伊丹国際クラフト展 酒器/酒杯台 入選 |
2017年 | 第73回 金沢市工芸展 入選 |
ムリーニ技法を用いた作品制作を行っています。ムリーニとは、金太郎飴の様に模様の入った棒状のガラスを細かく切ったもののことです。
この金太郎飴状のガラスパーツを隙間なく並べて板を作り、熱を加えてくっつけたり曲げたりして制作をしています。