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匠紹介  伝統工芸士 加賀繍職人・葭ケ浦悦子

葭ケ浦悦子
TAKUMI Face
葭ケ浦悦子(よしがうら えつこ)
昭和27年、珠洲市生まれ。京都の歯科関係の専門学校を卒業後、金沢の歯科医院に勤務。結婚を機に退職し、昭和60年日本刺繍を始める。その後加賀繍を始める。平成12年、加賀刺繍協同組合理事に就任。平成13年伝統工芸士に認定される。現在は創作活動をしながら、講師を務めるほか、石川県で活躍する多ジャンルの作家たちのグループ「ざ・金澤」でも活躍。
 

 葭ヶ浦悦子さんは、次代へと紡がれる加賀刺繍の在り方を模索する気鋭の作り手である。刺繍の道に進んだのは約二十年前。病気がちだった息子の手が離れると、ぽっかりと時間があいた。心にゆとりを取り戻し、これからは自分のために費やす時間をもとうという思いが沸々と湧いたという。
モダンスクリーン
モダンスクリーン
モダンスクリーン

 手先が器用だった葭ヶ浦さんが選んだのは、日本刺繍。手習いからのスタートであったが、老舗刺繍店で加賀繍に携わることになり、やがては伝統工芸士にも認定された。「信条は時代に即応した作品づくり」と語るとおり、バッグやブローチ、スカーフなど洋服にも合う作品を意欲的に制作する。作品は、「モダンスクリーン」。帯留め部分は、四季をモチーフにした刺繍、帯締め部分は、四つ組という大変高度な技術を用いた作品である。淡い色合いのグラデーションも見事な、現代空間に適しい力作である。
 




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