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概要

ステキ Vol.17

s u t e k i 16羽の先に接着剤を付け、一枚一枚ビーズの穴に差し込む。羽に立体感をもたせて重ねていくのがポイント。水引を引き抜くように指でしならせ、丸みをつける「しごき」をする。好きな色の水引を3本選ぶ。基本となるあわじ結びを一つつくる。色の並び順を揃えながら、あわじ結びを応用させていく。加賀毛針の長さはわずか10ミリ。絹糸や羽毛を幾重にも巻き、先端には漆の上に金箔を貼り、金沢ならではの伝統工芸品です。※アクセサリーづくりでは、 安全のため針先をガードしています。普通の釣り針(株)目細八郎兵衛商店 〈 取材協力店 〉P23 B-2金沢市安江町11-35Tel 076-231-6371料 ブローチ2,000円時 9時30分~17時30分 (体験受付は9時30分~15時)休 火曜(祝日の場合は営業、年末年始は休業)交 JR金沢駅から徒歩約6分要予約所要時間約90分体験ショップガイド(有)津田水引折型 〈 取材協力店 〉P23 B-3金沢市野町1-1-36Tel 076-214-6363料 ストラップ1,080円、ネックレス2,700円~時 10時~15時休 日曜、祝日(年末年始は休業)交 JR金沢駅から北鉄バス有松または平和町方面行きで約10分、片町下車、徒歩約5分要予約所要時間60分~体験ショップガイド完成 江戸時代、加賀藩では武士の鍛錬の一環として鮎釣りを奨励し、犀川や浅野川で盛んに行われていました。その中で、水中にすむ川虫などのエサに似せてつくった「擬餌針」を武士が考案したのが、加賀毛針のはじまりです。 大切な人への贈り物を和紙で包み、水引を結び、贈る理由を筆で書き、贈る人の気持ちを込めた装飾全体を加賀水引と呼びます。贈る物、用途に応じて、包み方、水引の結び方、書体まで変えて贈る人の心を伝える奥ゆかしい日本の伝統文化です。 加賀水引の作り手津田水引折型では、平面だった水引の折型を立体的にし、鶴や亀などを細工し、おめでたい気持ちを表現しています。? 希少伝統工芸加賀毛針? 希少伝統工芸加賀水引毛針のアクセサリーづくり体験水引細工体験体験プログラム ?体験プログラム ?外来魚釣り用の毛針を使ってブローチづくりに挑戦。加賀水引の一つである水引素材を使って、アクセサリーづくりが楽しめます。アドバイス裏を見ると加賀毛針(外来魚釣り用)がついているのがわかります。針先の返しがないのが特徴です。アドバイス最初に「しごき」をすることで、きれいな曲線がつくりやすくなり、水引に角ができなくなります。好きな羽を選ぶ。七面鳥、ニワトリなどすべて天然の羽を使用。 加賀毛針は裁縫用の縫い針を曲げて羽毛や金箔などを細工していましたが、次第に美しさも競い、用と美を兼ね備えた工芸品へと発展していきました。完成包み方や水引の結び方に加え、「寿」の文字もさまざまな書体があり、ふさわしいものを筆書きし、贈る側の想いを伝えています。金具をつければネックレスに