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概要

ステキ Vol.17

s u t e k i 12金沢の技を伝える伝統工芸体験の旅藩政期のまちなみや伝統文化が色濃く残る中に、新しい見所が加わり、それらが融合するまち。そんな魅力に誘われて金沢を訪れ、伝統工芸にも触れてみてました。第二部かねてからの子どもたちの希望で、金沢21 世紀美術館へ。ご両親は、金沢を訪れるなら子どもたちに伝統工芸に触れてほしいと考え、伝統工芸体験の旅を計画しました。撮影協力/金沢21世紀美術館 P23 B-3        今からおよそ350年前、石川県加賀地方で良質の陶石が発見され、古九谷と呼ばれる焼物が始まりましたが、50年ほどで廃窯に。その再興を? 九谷五彩で艶やかに金沢九谷試みようと、加賀藩が1806年に京都の名工・青あ お木き木もく米べ いを招いて、金沢市の卯辰山にて窯を開いたのが、金沢九谷のはじまりです。 緑・黄・赤・紫・紺こ ん青じょうのカラフルな九谷五彩や金粉を施して、豪華絢爛な新しい九谷焼をつくり、加賀藩の援助により金沢九谷が広がっていきました。長はせがわ 谷川 翠すい光こう 作金彩竹 抹茶碗九谷焼 鏑木商舗蒔絵を彷彿するような金粉と立体的な装飾が、風になびく笹が闇夜に照らし出されたような美しいコントラストを作り出します。伝説の怪獣ワインカップ、マグカッ、北山堂稲いな積づみ佳か 谷こく氏が更紗をモチーフに、可愛らしい花々に戯れる不思議な生き物でお伽噺の世界を表現しました。鮮やかな赤と淡い赤のほか11種類の絵具を使いカラフルに描いています。プ中皿