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概要

ステキ Vol.17

11 s u t e k i銅ど鑼ら茶席で亭主が客人を招く際の合図として使われる銅鑼。形や曲線、厚さなど、すべてが抜群の音響効果を出すように工夫された伝統の技が今も脈々と受け継がれています。茶の湯釜茶道の盛んな金沢で脈々と受け継がれてきた茶の湯釜。その形は時代とともに変化し、現代にマッチした新しい型も生み出され、全国の茶道家から高い人気を誇っています。三さん代だい 魚うお住ずみ 為い楽らく 作「砂さ張はり銅ど羅ら」祖父である初代・魚住為楽氏に師事した三代為楽氏の銅鑼。十じゅう四よん代だい 宮みや﨑ざき 寒かん雉ち 作茶の湯釜「霰あられ真しん形なり釜がま」金沢・クラフト広坂地肌に霰模様を入れ、松と梅をあしらった伝統的な真形釜。いっぷく碗釉裏銀彩(茶??付き) 片岡光山堂お茶の席にこだわらず、デザートやスイーツにも使用してもふさわしい茶碗。美しい色彩が特徴です。金唐革紙屏風ホワイトゴールド(奥)(株)今井金箔凹凸による陰影を活かした無彩色の屏風。表面にホワイトゴールド(金50%・銀50%)を施しています。榎 えの本もと 千ち冬ふゆ作色変り六つ目編み花籠(手前)金沢・クラフト広坂漆色と漆仕上げによる色のグラデーションと、繊細な編み目が美しく、「日本の美」を感じさせてくれる花籠です。泉いずみ 喜き仙せん 作大樋飴釉茶碗茶陶として、金沢で発展してきた大樋焼。飴色に光る飴あめ釉ゆうの色と陶器の温かみのある質感が特徴で、お茶の口あたりもやわらかになります。竹工芸茶道や華道の隆盛とともに発展してきた竹工芸。近年は竹の長所を生かした網代編みを主体とした高度な模様編みの茶道具や花器などが作られ、伝統を今に継承しています。