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ステキ別冊「金沢工芸本」
Vol.3
金沢仏壇
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この五福掛は、五面の掛けを確保した内部を持ち、仏閣の本殿のあり方を反映しているかのようだ。
蒔絵は丸粉を使用し、堅牢で剥げにくい仕上がりになっている。外観は四角とせず厨子型の木爪型とし、デザイン的にも柔らかさと親しみやすさを持たせてある。後年のために組み立て解体・修理ができるように精巧な木地組みで作られている。
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